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樽見の大桜

樽見の大桜(たるみのおおざくら)とは、兵庫県養父市大屋町樽見にある、エドヒガンの古木の一本桜です。「仙人の桜」の意味で別名「仙桜」とも呼ばれ、国定天然記念物に指定されています。

平成初年(20世紀末)時点で樹齢500年とも1,000年を超えるともいわれ、毎年4月中旬頃に開花し、多くの観光客が鑑賞するために訪れます。兵庫県下で最大の大桜で、全国でも樹齢、幹周ともに10指に入るといわれています。1951年(昭和26年)6月9日に国の天然記念物に指定されました。

もっとも盛んであったと言われていた時代は、江戸時代の元禄の頃(17世紀末から18世紀初)で、樹冠20間四方にわたり、出石藩主小出備前守も遊覧したという記録があります。また出石藩と生野代官所の管轄の境界を示すために植えられたものとも伝わっています。

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